真理は自分の欲望に負けた。
「同僚の、しかも同じ学校に勤務する女性教師の夫と不倫関係になったのだ」
真理は自分に言い聞かせた。
「私は恋多き女なのだ。魔性の女なのだ。恋をして何が悪い」
必死で後ろめたい自分の心を慰めるのだった。
常日頃、
「この男と愛し合ってみたい」
真理にはこの欲望が渦巻いている。
「私の欲望が満たされる時が来たのだ」
燃え上がった恋の炎は消えない。
目の前の愛のセレモニーの事しか頭にない。
真理はベッドで裸になると、自分から同僚の夫に覆いかぶさってこの男性の全身を激しく愛撫するのだった。
「燃えに燃えている」
この表現がぴったりと当てはまるほど激しく男性を愛している。
*この物語りはフィクションです。登場人物は存在しません。
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